料理を時短で上手く作るには、「準備80%、本番20%」という言葉があるように、上手く作れるかどうかの80%は準備段階で決まります。
そこがきちんと出来ている、出来ていないで料理の仕上がりにも影響してくると言ってもいいくらい重要です。
パパッと手際よく料理が出来なくて困っている方は、今一度「準備80%→調理10%→後始末10%」の流れを見直してみましょう。
毎日の夕飯作りをスムーズにするために、「用意→下準備→調理→後始末」の行動サイクルを習慣化することで結果、時間短縮にもなります。
すぐに上手くいかなくても、流れを作る感覚がわかれば後は繰り返していくだけなので大丈夫です。
こちらで一つずつ詳細に説明していきますので実践してみてくださいね♪
準備80%の段階ですること
「さぁー、夕飯作ろう」と台所に入ったけど
シンク、キッチン周りは綺麗に片付けられてますか?
昼食の汚れた食器や子供の空の弁当箱など、シンクにおきっぱになってませんか!?
もし残っていたら、夕飯の支度にとりかかる前に、先ずは全部洗って作業スペースをきちんと確保しましょう。
こうして片付けることで、気持ちに余裕を持って料理にとりかかることができます。結果、何もかも上手くいきますよ♪
では始めていきましょう!
準備80%の中ですることは「用意」と「下準備」です。
用意①材料を全部出す
料理に使う肉、魚、野菜、加工品、乾物類、味噌等々、全部の材料を冷蔵庫や収納庫から出し、空きスペースに置きます。
私はいつもこうやってますが、必ず時短に繋がります。
下準備①お肉や魚などの下味つけをする。
今日のメニューに下味をする必要があれば、この段階でやっておきます。浸す時間はレシピ通りですが、大体15分程度です。
下準備②全ての野菜を洗う。
冷蔵庫から取り出した野菜は全て洗い桶につけて、葉物などは葉を丁寧に洗い、ザルに上げます。(洗い桶はあると非常に便利です)
下準備③下ゆで処理をする。
野菜を洗いながら、下ゆでするものがあれば、ガスコンロが空いているタイミングで茹でてしまいます。(ガスコンロは遊ばせません)。
例えば、コンニャクの下ゆで、油揚げの湯通し、お浸しに使う葉物野菜(ほうれん草、小松菜など)など、一度お湯に通すものがあれば全部湯通しをしておきます。
湯通ししたものは素材によって変わりますが水にとってから、ザルに上げて水切りをします。
下準備④野菜やその他の材料を切る。
全ての野菜を料理に合わせた切り方で切って、ボウルかザルにあげておきます。
つけあわせにするワカメや油あげや豆腐などがあれば切っておきます。
じゃがいも、人参などはレシピ通りの切り方をし、必要であれば下ゆでか茹でておきます。
下準備⑤合わせ調味料を作る。
最後の仕上げをスムーズにおこなうために、このタイミングで料理レシピ通りの合わせ調味料を小さめのボウルに作っておきます。
ここでヒントですが、合わせ調味料の割合はレシピより少ないかなと思うぐらいの方が無難です。味が少し薄いなと感じたら後でいくらでも微調整が効くので安心です。
準備は①~⑤の工程で終了です!
お疲れ様でした!
ここまできちんとやっておくともう完成したも同然です。
ここまで使ってきた鍋やボウルやザルなど、シンクに散らかってませんか?
このタイミングで一度キッチン周りを軽く片付けておく癖をつけましょう。
後々が本当に楽ちんですよ♪
調理①揚げる、焼く、炒める、最後の仕上げ
次は本番の調理に入ります。
煮物、焼き物、炒め物、揚げ物、蒸し物など、レシピ通りに作っていきます。
煮物、蒸し物に長い時間を要する場合は、下準備をしている時に平行してやっておきます。状況を見ながら臨機応変に対応しなければいけないポイントです。
下準備でボウルに作っておいた合わせ調味料は炒め物に使いますのでレシピに従ってやってみてください。
出来立ての熱々を食卓に出したい場合は、最後に調理するのが基本です。
後始末①お片づけタイム
さて煮込んでる間はお片づけタイムです。
調理しながら片付けをしたほうが後々楽です。
食べてお腹が満腹になってから、キッチンが散らかっているとうんざりですね。
洗うものがあればちょっと手が空いた隙に洗っておくのも知恵の1つです。
まとめ
用意→準備→調理→後始末の工程はスムーズにいきましたか?
時短でできましたか?
勿論慣れてきたら自分のやり方にアレンジしてよいと思いますが、スムーズにいかない間はこの工程で癖付けしながらやってみてくださいね。
絶対に時短で美味しい料理が出来ますよ。