基本的な礼儀礼節「立つ・座る・歩く」

こちらのサイトでは、料理についての豆知識についてご紹介してきましたが、少し論点を変えて社交辞令と礼儀についてもまとめてみたいと思います。現代社会を生きる上で、やや令和に入ってないがしろにされてしまうような分野でもありますが、このマナーを押さえておくことによって、思わぬ人との出会いやしっかりした人間であると言うことを印象づけてさらなる人間関係の発展にもつながると信じています。ぜひこちらのサイトを訪れた方もいちど目を通していただいて改めて自らの日常生活について鑑みていただきたいと考えています。

そもそも社交とマナーとは?

まず思い浮かべていただきたいところは、交通マナーについてです。車を運転する上では法律によって厳格にその規則が定められています。例えばそのルールを守らなければ渋滞も起こすし、取り返しのつかない事故につながる可能性だってあります。それでは日常生活についてはどうでしょうか?確かに礼儀や礼節については厳格に法律に定められていない分野も多くあります。しかしその日常生活においても生活の美しい流れを意識して、自らを理して相手のことを尊重することこそが礼儀作法の根本なのです。

「誠実であれ」

自らの人格だけではなく、相手をおもんぱかってそれを素直な形で表現することこそが、結果的に泥にかなった言葉行動につながり相手とのコミニケーションを円滑にします。日本は古来よりこの礼節と言うものにおいては世界に引けを取らないほどの多くの積み重ねが存在しています。それは武家や庶民など広くに普及していました。相手との関係性が希薄になりがちなこのような時代だからこそ改めて古来より続く日本の伝統文化についてスポット当ててみるのは非常に価値があることだと考えています。それでは少しずつその礼儀礼節について紐解いていきましょう。

立居振る舞いについて

毎日生活している中でこの人は教養があるなとふと感じる人に出会うこともあるでしょう。その中の誰でも構いません。少し思い出してみてください。あなたはその人のどこに上品さと教養を感じたでしょうか?きっとそれは知的教養ではなく表現される立ち振る舞いだったのではないでしょうか?

もし自らの意見を打算的に包み隠しなく表現している人間を見たとしても、それは決して「品のない」行動となってしまうのです。元来日本人が積み重ねてきた体験の中から生み出された合理性を追求し、必要以上を省略することによって生まれてくる美しさが存在します。立ち上がる時や、着席する時、歩く時など、何の変哲もない日常生活の中にこそ正しい立ち振る舞いを心がけたいものです。

立つ行為

「顎が浮かないように注意して耳が肩に垂れるように」

人の目から見て美しい行為とは、無駄を感じさせず1つの流れとして行動している時です。立ち上がるときにおいても上記のことを意識すると好印象を与えます。不思議なことなのですが、古来より積み重ねられてきた動きには無駄が少なく、現代の最新の科学的研究においてもそのことが証明されています。

▶︎腰と首を意識する

本来正しい姿勢は伸びのある姿勢を指します。頸椎や腰椎は意識していないと衰えやすい箇所でもあるので体勢が崩れやすい場所でもあるのです。ここを改めて鍛錬し直すことで正しい姿勢をとることができるでしょう。また正しい姿勢をとることによって内臓に無駄な圧迫を与えないことにより健康的にも効果があると証明されています。

また、不思議なことではありますが取る体勢によって、頭の回転率にも影響を及ぼすのです。テレビ中継などで目にする将棋や囲碁の世界における棋士の姿勢を思い返してみてください。誰1人として背筋が曲がっておらず頭をフル回転させています。上体部分が正しく腰に据えられている時、この瞬間こそが筋肉と脳は最大の働きをしてくれるのです。反対に背中を丸めて猫背のような体勢をとっていると身体は休息だと判断してしまい、プラスになるような考え方がなかなか思い浮かばないことでしょう。

▶︎煙のごとく立ち上がる

静かに、煙がまるで立ち上るかのように、スッとつま先から立ち上がることを意識してみてください。この時多少の慣れは必要ですが、上体を大きく揺らさないことが重要です。そのためにも自分の重心が常にどこにあるのかを意識して立ち上がると良いでしょう。

「反動と使うことなく自分の微力で」

正座の姿勢から、爪先立ちになって、跪座(跪いて座ること)への一連のスムーズな姿勢の移行。そこから腰を浮かして上体を煙のごとく伸ばす。いわゆる「気をつけ」の姿勢よりは前傾姿勢を意識すると良いでしょう。何よりもリラックスすることが大切です。

もし足が痺れてしまったら?

どうしても長時間正座の姿勢をとり続けると普段から慣れていない人であれば足がしびれてしまうと思います。そのような時に上品に姿勢を直すにはどのようにすべきなのでしょうか?

跪座」で体勢を整えてください!跪座はつま先が立った状態を指していて、日常生活において私たちは普段から行っている姿勢です。わずかに腰を上げることによって跪座の姿勢と取ることで、あまり目立たずに足が痺れた状態を克服することができます。

座る行為

それでは次に立つ行為とは反対に、座る行為についても考えてみましょう。

「膝が腿の付け根よりも低くなるように意識する」

ぜひ上記のような姿勢をイメージしてみて下さい。いかがでしょうか?背筋がピンと伸びていることが分かるかと思います。現代においては洋室が増えてきて、なかなか和室で正座になることが少なくなってきたかもしれませんが、正式な場においては、日本はまだまだ和室における「座る」行為は切っても切り離せない関係にあります。ここで正しい姿勢を導き出せることが、大きな財産となることでしょう。

もし膝と腿の付け根が同等の高さになると、スカートから膝がのぞいたりして非常に相手に与える印象は悪くなってしまいます。また少し細かい点ではありますが正座における親指の重なり合い方については大きな決まりはありません。どちらでも構わないでしょう。

やはり座っている時でも背筋が伸びている姿勢こそが相手に対して好印象を与えるものです。手は自然と手の上に乗せてください。その時、指は大きく開かない方が無難です。特に女性については、膝頭をぴったりと合わせることによって自然に背筋が伸びますのでオススメです。

歩く行為

日常生活を送る上で、なかなか美しい歩き方を意識することは少なくなってきたかもしれません。礼儀の世界におけるマナーにおいて、美しい歩き方とは美しい立ち姿をそのままスライドさせることを指します。

フィギュアスケートにおける氷面上を滑るようにイメージするといいかもしれません。足先で歩くのではなく、太ももから大きく歩くことを意識するといいでしょう。またその時には、カカトをできる限り床に付ける方が太ももで歩いていることを実感することができるでしょう。

いかがだったでしょうか?まずは基本的な「立つ」「座る」「歩く」の基本的な作法についてまとめました。今後、また別の視点からも礼儀や礼節、マナーについて少しずつ紐解いていきたいと考えています。

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